
8年間、東京で一緒に働いてきた相棒(娘)「恵子」の退社前の最終日。何時もの様に仕事をこなし淡々と終了を迎える。
忙しい時は声を掛け合わなくてもお互いのアイコンタクトで動く。コンビネーションは良い。
あっという間の8年間、少し前までは「新型コロナ」で休業要請や時短営業。前の銀座7丁目の店舗から新規オープンして軌道に乗りかけたばかりの出来事。
店の移転の際は「次は勝負だ」と意気込んだものの物件が見つからづ毎日のように銀座中の不動産屋さんを回り融資から設計、契約と全てに付いて回らせた。当時20代前半、凄い経験をしたと思う。
最終日、一緒に写真を撮ろうよ!と娘。
家族の中で一番長く接して来た気がする。彼女も同じ気持ちだろう。
50歳で東京に出て来て10坪の小さなお店をオープン。アルバイトを使って営業するもバイトが来たり来なかったり(´;ω;`)
そんな時に私より先に東京で働いた娘が前の職場を退職することを聞き頼み込んだ。(色々作戦を考え)
当時、21歳に成る歳だったかな?
親子と言えど初めて一緒にする仕事は良くぶつかった。恵子も若い、父親と仕事をする照れや恥ずかしさも有っただろう?
2年3年と一緒に仕事をするうちに段々とお互いに慣れてきたのかな?
そして、8丁目に移転。キャパは前の倍。家賃は3倍超。
オープンの準備、一緒に頑張った。この頃から恵子は一皮も二皮も剥けて看板娘に成って行った。凄く努力したことは私は良く知っている。お酒の勉強も良くしていた。
夢でも有る「自分の会社」を創るためにの勉強も良くしていた。その夢に向かっての退職!
正直、寂しくなるだろうが父親として夢に向かって頑張っている後ろから応援していきたい。
最終日、手紙を渡した。今まで頑張ってくれたことへの感謝と今後の人生へのエール。(泣いたようだ。)
暫くして手紙が今度は娘から、号泣!!!
静岡で出すお店、決まったら皆様に報告します!