10月2日、父親が亡くなりました。
満91歳、大往生と言えるのか?
最後は老人ホームで息を引き取りました。
頑固で、偏屈屋の父親でした、子供の頃は厳しく子供部屋の前に兄弟3人分のお尻を叩く用のバットが3本。
私が21歳の時、兄が修行先の店(当時、新宿で修行していました)に来て「親父が危篤だ!」と言われ慌てて静岡に帰ってから37年。私が帰ってからはすっかり元気になり旅行三昧。
私は次男なので家を継ぐ気も無く当時の親方と次に行く店も決まっていた矢先。悩みました、兄貴(大学生)弟(高校生)、悩んだ末に静岡の店に帰る事を決めました。
毎日のように父とはブツカリ、母は夕方から店に出る感じ。
仕入れもスーパーで揃え、魚を下ろすことも無い。
もっと良い物を売りたい、もっとお客さんに来て欲しい、毎日のように戦っていた。
そんな喧嘩の毎日、今では父との良い思い出。
これからも愛される店を目指して頑張る私達を天国から見守っ
くれると思います。