日本酒の良さを、静岡の地酒の美味しさをモット知って貰いたい」そんな気持ちで企画した「乃だや」日本酒会!
2015年4月19日(日)6:00~開催に因んで今日は協力して頂く「英君酒造」に蔵元見学!!
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新酒が出来た時に掲げる「杉玉」新酒の出来る秋に蔵元の玄関にかかげる物!きっと新酒の出来た秋口は綺麗な緑色であったであろうが今は4月、すっかり枯葉色に!又、其れが風情を感じる!蔵は川と山の緑に囲まれた佇まい!
今日は英君酒造の社長さんが見学の説明をしてくれるとの事!正直、日本酒は勉強不足でお客様から教えてもらうことばかり。しっかりと勉強して少しでも大勢の人に静岡のお酒の良さを知ってもらおう!酒造りは終わっているが蔵の敷地に入った瞬間に漂う、ほのかなお酒の香り!!!蔵元見学に来た理由は、お酒の味も勿論だが一番聞きたかったのは、蔵元の酒への思いや、こだわり。そんな蔵元の気持ちを飲んでいる人達に伝えるのも私達飲食店の使命ではないか?
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英君酒造のラインナップ!料理酒~純米大吟醸迄色々なお酒を造っている!!!ちなみに、英君の名前の由来は創業時の年(1881年 明治14年)、日英修行通商条約が結ばれた年らしく其れにちなんで付けられたらしいとの話ともう一つ、徳川慶喜公が静岡で晩年を過ごされた事から「英でた君主」との思いからと2説有るらしい!!現在の社長は5代目だそうです!
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お酒を仕込む最初の仕事、「洗米」!英君のこだわりは先ず此処から!二度洗い!お米を水に漬けても一切の濁りのない状態まで洗う!勿論、洗う水にもこだわりが有る!
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お米を蒸す時に蒸気を上げる釜!!この蒸気を上に流しお米を蒸す。蒸す時は、ダミー米と言われるプラスチックのお米を袋に入れ、これを簀子の代わりにし一層づつ1時間蒸す5層で蒸すので1つのタンクの仕込みに5時間!
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麹室と呼ばれ蒸したお米に麹菌を付けていく部屋!作業時期には作り手しか入れないらしい!これから、仕込みの時期までは目張りをし完全密閉です。作っている作業は見れませんでしたが普段入ることの出来無い部屋も説明を聞きながら案内して戴けました!
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麹室は3室!麹菌を付ける最初の部屋は湿度28度位・次の部屋で33度位で菌を増殖・40度の部屋で米の芯まで菌を入れる!此処に英君酒造のこだわりが!!!麹室が3部屋に分けている蔵は余り無いとか。そして、写真の容器(通気性の良い)で冷やしていく!この工程を、添え(そえ)ーおどり(休ませる)ー仲(なか)ー留(とめ)。4日間に渡りこれを繰り返しお酒を仕込んでいく!
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温度を保ちながらこのタンクで麹が発酵しお酒へと変わっていく!何千リットルも入る様なタンクがたくさん並んでいました!この部屋に入ると酒の香りがプンプンと,!
約一ヶ月半位でお酒を絞るとの事!ここでも英君のこだわりが「タンクの温度調節」
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地下よりくみ上げた水をこのタンクで霧状にしタンクの底に敷き詰めてある砂利で濾過し仕込み水や洗米時の水として使う!現在の社長が悩んだ末考案したそうです!!
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見学を終え杜氏の心や蔵元の考え情熱を感じ知ることが出来とても良かった。英君酒造は高い香りで誤魔化さない自然な味わい、爽やかでフルーティーな香りの優しいお酒を目指し、食事と共にお互いのよさを引き立てつつも主役になりうるお酒を理想に掲げています!ぜひ一度飲んでみて欲しいです