一度は来てみたかった「日光東照宮」。静岡出身ですから当然の如く「久能山東照宮」には何度か行っていますが今回、初日光です。
以前からよくTV等では明らかに「日光東照宮」ばかりが脚光を浴び、「久能山東照宮」が影を潜めている感が静岡人として納得がいかない部分も有り、「一度も行かないで文句を言うのもどうか?」と言った所での参拝です。
東照宮とは徳川家のお墓ですが、「徳川 家康」が最初に祀られたのは「久能山東照宮」は間違いない!
そして、2代目「将軍徳川 秀忠」への遺言で「1周忌を過ぎたら下野の日光山に小堂を建てて勧請せよ」とこの日光の地に移ったとの事。
只、本当に御骨が移ったのかはハッキリしていない。何故なら、明けて確認する訳にはいかない。未だ、久能に眠ってるんじゃない?と思う静岡人は多いはず!!!
遂に「日光東照宮」に到着!
テレビでしか観た事は無かった、実際に行って観て感じた事は豪華!
久能山東照宮は厳かな感じ。日光は華々しい。
この日は結婚式を挙げていて参拝に訪れている大勢の方達から祝福をされていました。外国人も多く訪れていました。
徳川 家康が神格化され祀られている、改めて徳川時代(江戸時代)の凄さを感じる。江戸時代、江戸はパリをも凌ぐ世界一の商業都市。400年以上に渡って幕府を維持してきた徳川家の力は凄い!!!
建築も素晴らしくきっと江戸の一流の宮大工が集結して創られたんだろう。
国宝の陽明門・三猿・眠り猫など彫刻や建築造物はどれも素晴らしく、泣き竜も実際見てみると大きさに驚かされ、竜の頭の下で拍子木を鳴らしてくれ音が反響して聞こえる、説明も交え実際に鳴らしてくれました。
動物の彫刻もとても興味が有ったので実際に観れてよかった!
結構な時間を掛けないとしっかりと見れない規模です。
一つだけ、これは個人的な感想ですが色々と回っていると各箇所でのお守りや匂い袋、観光地だから仕方が無いんだろうが売り込みが凄い!!!そこが気に成りました。
日光東照宮を観た後は日光で1泊!もう少し色々と有ると思いましたが日光駅の近くは飲食店も少なくホテルで食事をして早めに寝る事に。何か観る処はと探して見つけた「大谷資料館」に向かいました。
江戸中期から昭和34年まで手掘りで石の採掘をしていたそうで巨大な地下空間。
中は最も深い所で地下60m、広さは2万平方メートルにも及ぶ!!!
採掘された石は主に家の囲いなどに使われるようだ。
そして私が行った日の地価の気温5度(@_@)、入った瞬間に「さっむ」!
ライトアップされた地下空間は幻想的でちょっとしたオブジェやワインセラー、イベントや演奏会などが行われているようです。夏場にお薦めのスポットですね!
これにて、栃木の旅はおしまい!近くて見所満載でした。1泊は要らなかったかな!